くまんちとは くまの家 のことです。 現在この施設ではツキノワグマを2頭保護飼育しています。名前は ふくまつ君・したら君 5才の男の子です。
   
〜豊かな森のシンボル・クマ〜
ツキノワグマ(クマ)は日本の本州に棲息しています。 クマはアンブレラ種(雨傘)といって、生態系の頂点にいる動物です。クマが生きていくことのできる森は、生態系の土台にいるすべての生き物たちをも支えていける豊かな森 です。私たち人間もその森に生かされています。 しかし近年、森の荒廃によってクマをはじめとする多くの野生動物たちが棲みかを失い エサを求めて人里へ降りてきては、有害獣として殺されています。クマに関しては2007年〜2012年(12月暫定)で9245頭捕殺(環境省発表) 動物も人間も同じ地球に生きるもの同士、それぞれが安心して暮らしていけるような 豊かな森を造り、ふくまつのような不幸な子グマが二度と現れないようにと願って 活動しております。

 2020年野生動物と人間の共生について

 最近のマスコミ各社の報道によればクマなどの野生動物と人間とのニアミスが毎日のように報じられていますが、その都度人間も動物も時には悲惨な目にあいます。本来人と動物は持ちつ持たれつで生きてきたのが歴史の事実です。したがって必ず元に戻り、共生する方法はあるはずです。その方法として時間と金 は必要ですが、惜しんではいけません。私たち野生動物愛護団体では
一つ目は経済優先の乱開発を止め、地球温暖化の加速を止める事。
二つ目は元の山林に戻すために自然の生態系を考慮した治山、治水。
いま動物達が所かまわず出てくることは、山に食べるものが少なく、もう山には住めないよと警告しているのです。
三つ目はクマ出没時には徹底した入山規制と、また通常は電気柵による里山対策等講ずることで真の人間と動物の共存共栄が実現できます。
以上その上で今後も動物を殺し続けるならば人間が自分の首を絞めている事と同然で 未来はありません。
国も最近のクマ出没を憂い、官房長官が記者会見をしましたが、確かな方針を期待しましょう。 

会津若松市真宮新町北四丁目四九番地 田勢元喜 七五歳 090−3759−8658

 

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*** 新着情報 ***
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ボランティア募集、いよいよ今年も動物も植物も目を覚ましてきました。
当、くまん家様々な自然環境の保護や動物愛護の運動をしています、是非ご協力下さい。

活動内容

※ 山の下草刈り・植林(山都町や大戸地区へ)
※ 熊をはじめ、小動物が農園や人里に近づかないための電気柵設置作業
※ くまん家所有の動物の世話
 
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